
次のように考えている方へ。
筋トレすると筋肉が増えるのってなんでだろう?
どうすると筋肉が増えるの?
筋肉が増える仕組みを教えて欲しい。
このようなお悩みにお答えします。
筋トレをすることで筋肉が増える理由について解説します。
目次
筋肉にストレスを与えると増える
筋肉が増えるのは、
筋トレにより筋肉にストレスがかかるからです。
人間の体は何かしらのストレスを受けるとそれを軽減しようとする働きを持っています。
筋肉もそうです。
筋肉にストレスがかかることで脳がこれを感知します。
ストレスに対抗するように脳から筋肉を増やすように命令、つまりタンパク質合成に関わるホルモンが分泌されるのです。
これによりストレスがかかっていた部位の筋肉が発達するというわけです。
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ストレスの種類
筋肉が増えるストレスにもいくつか種類があります。
それは以下の4つになります。
チェックリスト
- 筋張力の発揮
- 筋繊維がダメージを受ける
- 無酸素性代謝物が蓄積する
- 低酸素状態になる
それぞれ詳しくみていきましょう。
筋張力の発揮
腕の筋トレをすると硬くなりますよね?
これは筋肉に負荷をかけることで、
その負荷に対抗して筋肉が引っ張られる状態になり筋張力を発揮します。
これだけで筋肉にはストレスがかかります。
筋繊維がダメージを受ける
筋肉に負荷がかかっている状態で収縮すると、筋肉はダメージを受けます。

イメージとしては、ゴムを引っ張ることを想像してください。
ある程度引っ張ると、ゴムは戻ろうとしますよね?
そうするとゴムにはすごい力がかかるので見えない部分が切れてしまいます。
筋肉も同じなんです。
筋肉は筋張力がかかると、
戻ろうとして筋繊維がぶちぶちっと切れてダメージを受けるのです。
これにより筋繊維を覆うサテライト細胞が筋肉に変化することで、筋繊維がより大きくなります。
サテライト細胞について知りたい方は下の記事をご覧ください。
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無酸素性代謝物が蓄積する
筋肉に負荷がかかった状態で何度も収縮を繰り返すと、
血液中に乳酸や、一酸化窒素、水素イオンなどといった無酸素性代謝物が蓄積していきます。
これらは細胞にあるだけで体が反応しやすい物質です。
これが筋肉のストレスとなり、脳から成長ホルモンが分泌されて筋肉が大きくなります。
一箇所に長く留まるほど、ストレスが大きくなって筋肥大効果も高まります。
しかし、時間とともに血液で流されてしまいます。
そのためにはインターバルの時間を短くするのが効果的です。

低酸素状態になる
筋肉が緊張状態を続けて行くと、
筋肉に必要な酸素がどんどん消費されて減っていきます。
すると酸素を必要とする筋肉の遅筋線維が疲れやすくなってきて、
無酸素で代謝を行う速筋線維までも動員されるようになります。

筋肉は速筋繊維と遅筋線維に大別できるよ。
筋トレでメインで使う筋肉が速筋繊維、ランニングなど長時間使う筋肉が遅筋繊維。
無酸素で代謝を行うので無酸素性代謝物もどんどん増えてくるので
筋肉にストレスがかかり、これまた筋肉が増えるように成長ホルモンの分泌が促されるようになるのです。
まとめ
筋トレで筋肉がつくのは筋肉にストレスがかかり、脳からホルモンが分泌され、筋肉が増えます。
ストレスには大きく主に以下の4つあります。
- 筋張力の発揮
- 筋繊維がダメージを受ける
- 無酸素性代謝物が蓄積する
- 低酸素状態になる
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