
次のように考えている方へ。
魚って鶏肉よりもあまりタンパク質とかなさそうだけど、実際どうなの?
このようなお悩みにベストな回答をします。
本記事では下記の内容について解説します。
目次
肉だけでなく魚も食べよう【筋トレに魚がいい理由】

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筋トレしている人のイメージとしては鶏肉ばかりイメージがありますが、
実はそうではありません。
筋肉を大きくしたければ、魚も取るべきなのです。
筋肉と魚の関係について理由と共にお話しします。
筋肉を大きくするなら魚を食べるべき
鶏肉ばかり食べている人は魚も摂取することを強くおすすめします。
理由としては、タンパク質が豊富でEPA・DHAという脂肪を含んでいるからです。
脂肪と聞くと太るんじゃないか?
と思われるかもしれませんが、太りません。
むしろ、中世脂肪を減らす働きがあります。
肉類にはEPAとDHAは入っていないので、
同時にタンパク質も摂れる魚は筋トレには最高の食べ物と言えるでしょう。
豊富なタンパク質量
では、タンパク質がどの程度入っているかを解説します。
具体的には次の通りです。
【魚に含まれるタンパク質量】
鶏胸肉(皮なし)のタンパク質量は100gあたり24.6gです。
対してマグロ(赤身)は26.4gも入っている上に脂質も1.4gでとても低脂肪なのです。
マグロに限らず他の魚も基本的にはこうタンパクで低脂肪のものばかりです。
種類の豊富な魚であれば調理も様々あるため味においても色々楽しめるためとてもおすすめです。
中性脂肪を減らすEPA・DHAを含んでいる
魚を食べる最大のメリット多価不飽和脂肪酸を摂取できることです。
よくCMなどで聞くEPAとDHAがそれに当たります。
EPAとDHAは肉類から採ることができません。
EPAとDHAの働きは次の通りです。
・血液凝固を防ぐ
EPAとDHAには太る原因である中性脂肪とコレステロール値を下げる働きがあります。
中性脂肪の素である脂肪酸は脂肪酸合成酵素が作っており、この酵素の働きを抑制します。
さらに肝臓のβ酸化の働きを促進するため脂肪酸自体も分解されるようになるので中性脂肪が作られなくなります。
コレステロールはLDLという物質が全身に運んでいます。
EPAとDHAはLDLも減らす働きがあるため、動脈硬化の原因であるコレステロールも減るというわけです。
食べるべき魚・加工食品

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魚が高タンパクで肉類にはないDHAとEPAを持っていることが分かったところで、
具体的にどんな魚を食べるのが良いのか解説します。
赤身と白身
魚は大きく分けて赤身魚と白身魚に分けることができます。
特徴としては次の通りです。
代表的な魚としてはマグロやアジがそうです。
回遊魚であることから長時間泳ぐ魚のため、遅筋線維が発達しています。
タンパク質は豊富でDHAとEPAを多く含んでいます。
特にマグロはトレーニーによく食べられており、
栄養面も豊富で刺身やマグロ丼として食べるのがおすすめです。
代表的な魚は鯛や鮭がそうです。
赤身魚とは反対に速筋線維が発達しており、高タンパク・低脂肪でコラーゲンを含んでいます。
調理の幅も豊富なため、味がワンパターン化しやすいトレーニーにとっても嬉しい存在と言えるでしょう。
加工食品
生魚だけでなく、缶詰などの加工食品も筋トレにはおすすめです。
タンパク質含有量は以下の通りです。
【魚に含まれるタンパク質量】
よく食べられている缶詰としてはサバ缶やツナ缶です。
ただ、サバ缶は脂質がやや多いので水煮のものを選ぶと良いでしょう。
ツナ缶も脂質が若干多いのでノンオイルのものがあるのでそちらがおすすめです。
缶詰は持ち運びにも便利ですので間食には持ってこいの食べ物です。
まとめ
- 筋トレには魚がおすすめ
- 魚は高タンパクでDHAとEPAを豊富に含んでいる
- DHAとEPAは中性脂肪とコレステロールを減らす働きがある
- 赤身と白身どちらも優れた特性がある
- 加工食品である缶詰も高タンパクな上に携帯性に優れていて便利
これまでタンパク質摂取のために鶏肉ばかり食べて来た人はぜひ、
魚を食べるのをおすすめします。
魚には肉にはない様々なメリットがありますし、
食事のレパートリーも増えて食事がより一層楽しくなるでしょう。